

2026年も秋を迎えました。
ユーミンこと松任谷由実は、2027年にいよいよデビュー55周年を迎えます。
50周年という大きな節目を越えて、そろそろ活動も少し落ち着くのかな――。そんなことを思った人もいたかもしれません。
ところが、どうでしょう。
全国ツアー、AIとの融合、ラジオやアーティストとの対談、そして55周年に向けた新しい企画……。
むしろ今のユーミンは、過去を振り返るだけではなく、「これから何をするのだろう?」と思わせてくれる存在になっています。
今回は「Yuming News & Topics」として、この秋に知っておきたい最近のユーミンの話題をまとめてみます。
全国ツアー「THE WORMHOLE TOUR 2025-26」はいよいよ終盤へ
現在ユーミンは、40枚目のオリジナルアルバム『Wormhole / Yumi AraI』を携えた全国ホールツアー、「YUMI MATSUTOYA THE WORMHOLE TOUR 2025-26」を展開しています。
ツアーは2026年12月まで続く予定で、10月8・9日の大宮ソニックシティ、10月20・21日の愛知県芸術劇場、10月28・29日の大阪・フェスティバルホールへと続きます。その後も倉敷、広島、宇都宮、福島、大阪、東京など各地で公演が予定されています。
つまり、この秋はまさにツアーのクライマックスへ向かう季節。
長年ユーミンを見てきたファンにとって興味深いのは、単に「昔のヒット曲を聴かせるツアー」になっていないことです。
今回のキーワードのひとつが、タイトルにもある「Wormhole(ワームホール)」。
過去と現在、そして未来をつなぐように、ユーミン自身の長いキャリアと新しいテクノロジーを交差させています。
もう一人のユーミン「Yumi AraI」
満足度と期待感を高める要素として、今のユーミンを語るうえで外せないのがAI音声「Yumi AraI」です。
これはユーミンのデビューから現在までのボーカルデータをAI音声合成技術に学習させたプロジェクト。アルバム『Wormhole / Yumi AraI』では、現在のユーミンの声とAIによる歌声が共存するという、非常にユニークな試みが行われました。
さらに2026年には、「Yumi AraI」が歌だけではなく声優にも初挑戦。『火の鳥 未来編』の世界でAI役を演じるという展開にまで広がりました。
考えてみれば、これはとても「ユーミンらしい」出来事ではないでしょうか。
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荒井由実から松任谷由実へ
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レコードからCDへ
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そして配信、SNS、AIへ
時代が変わるたびに新しいものを拒むのではなく、それを自分の表現の中へ取り込んできた人です。AIもユーミンにとっては「敵」ではなく、新しい表現手段のひとつなのかもしれません。
2027年、デビュー55周年へ
そして、これから最も注目したいのが2027年のデビュー55周年です。
すでに55周年へ向けた企画として「ユーミンと私のプレイリスト」が始動しています。
さらにユーミンのラジオ番組『Yuming Chord』のリスナーも参加し、「番組とあなたをつなぐ1曲」を募集する企画も発表されました。
ここが面白いところです。
55周年だから「ユーミン自身が選ぶ55曲」ではなく、「あなたにとってのユーミン」を集めようとしている。
ユーミンの曲には、不思議な特徴があります。
「この曲を聴くと大学時代を思い出す」
「この曲は失恋したときにずっと聴いていた」
「家族でドライブしたとき、いつも車で流れていた」
「冬になると、どうしてもこの曲が聴きたくなる」
同じ曲なのに、一人ひとりにまったく違う物語があります。55年間歌い続けたアーティストだからこそ、曲そのものだけではなく、聴いた人の人生まで含めて作品になっているのではないでしょうか。
苗場も46回目。それでも「まだ通過点」
2026年2月には冬恒例の「SURF & SNOW in Naeba Vol.46」も開催されました。
今年のテーマは「オリエンタル」。新旧の楽曲を組み合わせながら全24曲を披露し、長い歴史を持つ苗場に、また新しい世界を作り出しました。
そしてユーミンは、50回についても「通過点」という趣旨の言葉を語り、ステージに立てる限り続けていく意思を示しています。
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46回やっても完成ではない。
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40枚のオリジナルアルバムを作っても完成ではない。
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55周年を迎えても、おそらく完成ではない。
ここに、ユーミンというアーティストの凄さがあるように思います。
「懐かしい」だけでは終わらないユーミン
最近のユーミンを見ていると、一つの言葉が浮かびます。
「懐かしいのに、新しい。」
私たちは『卒業写真』『中央フリーウェイ』『DESTINY』『守ってあげたい』『春よ、来い』などを聴けば、その時代へ一瞬で戻ることができます。
けれどユーミン本人は、そこに留まっていません。
AIを使い、新しいステージ表現に挑み、若い世代や異なるジャンルのアーティストと交流しながら、2027年の55周年へ向かっています。
だから「Yuming News & Topics」でこれから追いかけたいのは、単なる出演情報や発売情報だけではありません。ユーミンが次に何を考え、何を面白がり、どんな未来を見せてくれるのか。そこを皆さんと一緒に楽しんでいければと思っています。
あなたにとって「ユーミンと私をつなぐ1曲」は何ですか?
最後に、ぜひコメント欄で聞かせてください。
あなたにとって「ユーミンと私をつなぐ1曲」は何ですか?
曲名だけでも構いません。そこに思い出があれば、ぜひそのエピソードも添えて教えてくださいね。
一人ひとりの「私のユーミン」を集めていけば、それこそが55周年にふさわしい、もう一つのユーミン史になるのかもしれません。


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